本日は、『デカチン先生・ぼっきの秘密』をアップした。
掲示板をずっと見てた方はご存じの通り、うぉーるんさんの質問に
スイス人さんが答えてくださったものだ。くださったっちゅうか、無理やりしむけたっちゅうか。
しかし、それだけでは「他人のアイディアで1本つくりやがって。さぼるな」
とのお叱りを受けるかもしれないので、俺なりの回答もアニメーションで表現してみた。
見ていただきたいとしか言いようがない。
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というわけで、昨日の続きだ。不注意話の続きだ。うむ。
昨日も言った通り、俺は尻がらみのおっちょこ話が大変に多い。
椅子に座って本を読んでいる友達の横から、屈みこむようにしてその本を覗き込み
『へえ〜〜』とか言いながら後ずさりしたらば
アヌスを何かの角に強打するくらいは日常茶飯事だ。
そんな俺の尻事情について、徒然と書き記してみたいと思う。
一気に書くと長くなりそうなので、エピソード毎にわけて書く事にした。
全4回の連載を予定している。今日はその第一回目だ。
俺は北海道出身だ。北海道の冬は寒い。だが、北海道は暖房文化が進んでいる。
昼夜を問わず火を入れられたストーブのおかげで、屋内はとても暖かい。
ところで、俺の実家は風呂が居間から離れた場所にあり、脱衣所はとても寒い。
子供の頃の俺は、風呂からあがると急いで身体を拭きあげ
下着をつかむと全裸のまま一目散に居間のストーブまで走っていた。
ストーブに背を向けるように立ち、ほかほかしながらパンツを履くのだ。
ある日、俺はいつものように風呂上がりにストーブの前に立った。
その日はとても寒かったので、知らず知らずのうちに
ストーブに近付きすぎてしまっていたらしい。
パンツを履こうと前屈みになった俺の尻にとてつもない痛みとともに何かが接触した。
「何か」などと勿体ぶってみたが、俺の後ろにはストーブしかないのである。
『ぎゃちぃっ!』というような叫びを発したように思う。同時に身体はピンと直立だ。
ストーブのフチに密着してしまった俺の尻には、素敵に真っ赤なみみず張れが走っていた。
半泣きで、少し痙攣のような動きをしながらも母にオロナインを塗ってもらった気がする。
母もちょっとイヤそうだったが、そのイヤさ加減の出所が
『こんなこ汚い尻に触るのはイヤあねえ』という気持ちだったのか、
それとも『なんでこんなバカ息子を産んでしまったのかしら…』
という思いだったのかは、俺には知る由もない。
ところで、俺は今、小学生の頃の自分を思い出しつつこのエピソードを書いていたのだが、
『俺って昔から裸歩行者だったんだなあ』との感慨がこみあげてきている。
第一回:終了
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