8月27日付け//ご挨拶(表裏ともに挨拶のみ)
先日の『睡眠を邪魔する猫の話』のラストで、俺は足の小指を傷めていたと思う。

あの時、まるで寝不足による強い寝ぼけで足をぶつけたかのような

書き方だったかと思うが、実の所それは間違いである。

どうやら俺はかなりおっちょこちょいであるらしく、

始終身体のどこかしらをぶつけたりこすったりしている。

うちに来た事がある人は思い出してほしい。

俺が『いてっ!』と言わない日があっただろうか?

そんな不注意が服を着て歩いているような俺だが、

時々、自分でもなんでそんなぶつかり方するのかわからない時がある。



一度二度ならずしばしばやるのが、

『自分で引き開けたドアに足の指をぶつける』というものだ。

この男は、なぜ扉の開く軌道上に足をおいておくのか? 不思議でならない。

扉に足をぶつけるだけならまだいい。扉の下側って隙間開いてる場合があるよね。

床と扉の隙間に指が『さくり』と挟まった時などは涙が出る程痛い。

これほどの痛みを経験しているにもかかわらず、学習しない自分に拍手だ。



ときどきやってしまうのが、

『自分で引き開けたドアに頭からぶつかっていく』というものだ。

これは、急いでいて、かつ考え事をしている時などにたまに起こる。

扉を引っ張っているのは自分だ。自分で引いてるドアがどの辺に来るか

考えなくてもなんとなくわかりそうなものである。

扉はこっちに向かってきていて、自分も進んでいるのだからダメージは倍だ。

どういうつもりなのか? もう狙ってやっているとしか思えない。



ごく稀に起こるというか、過去に1度だけ完璧な形で起こったのが

『ドアノブをつかみそこねて後ろにひっくりかえる』というものだ。

あまりのおっちょこぶりに、自分が可哀想になる程の滑稽さだ。

しかも、これが起こる時は必ずノリノリな時だ。

スキップもしかねないばかりのノリノリリズムで歩いてきて

颯爽と勢い良く扉を開けようとしてそのまま沈没だ。本当に可哀想すぎる。

ノブを掴めずにバランスを崩して、それでもノブを掴もうと手を2〜3度振り回し、

『うお〜〜〜〜』とか言いつつ尻から後ろに倒れていく様は、計算されたコントのようだ。


さすがにひっくりかえった事は1度しかないが、掴みそこねて(あるいは手が滑って)

バランスを崩すところまでは時々起こる。

幸いにも、コレを他人に見られた事はまだないが、

もし目撃されたらなんと言い訳すればいいのか? 誰か教えてほしい。



とりあえずここまでは『ドア』にまつわるおっちょこぶりについて書いてきた。

だが、俺の真のおっちょこぶりは、『尻がらみ』でこそ本領が発揮される。

俺の尻は、何かに呪われているのではないかと思うほどに傷だらけである。

が、既にこの文章は結構長くなってしまったので、続きは明日にしようと思う。

キーワードは『尻』だ。



ところで、今読み直してみたところ、一部不的確な表現があった。

8行目に『不注意が服を着て歩いている〜』という記述があるが、

俺は、こと家内においては全裸である事もめずらしくない。

たとえお客様が来ていても半裸だったりする。よって

『不注意が服を着たり、時には服も着ずに歩いているかのような俺』

というのが正しい表現であると思う。


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