3月16日付け//ご挨拶(のみ)
さっき伊豆のあたりから帰ってきましたところの俺、ら・ぱるかでございます。
取材のついでに温泉旅館に一泊してきました。(もちろん宿泊は自費だ)
『取材のついで』とか、さも仕事のための遠出みたいに書いてみましたが
厳密に言えば仕事だったのはみづことまゆみで、
俺は『運転手&ついでだから撮影もやっとけや。』という
便利屋として駆り出されただけだったりしますが。
いやいや、カリは出してねえって。
5種類のお風呂に丹念に浸かったところ、なんだか疲れました。
おかしい、温泉は疲れがとれるはずなのに。
多分、設置してあったドライヤーが壊れていて
どういじっても冷風しか出なかったのが原因だと思います。



---------------------------標高日記---------------------------

前述の通り、伊豆に行っていた俺達だ。

俺は伊豆方面に行くときは、箱根から山越えのルートで行く事にしている。

海沿いの道はいつも混雑・渋滞するからだ。

今回も、箱根ターンパイクという名の峠道を使った。

山道をぐんぐんと車で駆け上がっていく。

谷側に見える自然の景色が素晴しい。

標高が上がるにつれて耳が「つーん」としてくる。

みづことまゆみが


『わー、耳が変〜!』


と大はしゃぎだ。

そんな時、朝食の菓子パンに手を伸ばしたまゆみが言った。



(まゆみ)
『わあ! みづこさん、パンの袋がパンパンに膨れてますよ!』



(みづこ)
『ええ? 本当? あっ! ウチのカールの袋も膨れてる!』



見ると、どちらの袋も風船のようにぽんぽこりんになっている。



(俺)
『気圧の差だろ。耳がつーんとするのと同じだよ。』



しきりに感心するみづことまゆみ。

袋をあける事なく、いじくりまわして膨らみ具合を楽しんでいる。

俺は、こいつら無邪気だなあなどと思いながら

なにげなく尻の位置をずらすと


『ぶう。』


と屁をこいた。

その瞬間、みづこが言った。







(みづこ)
『今のも気圧の差で!?』







…どうなんでしょう?

気圧の変化でみんな屁が出るとしたら、

山越えする満員の観光バスとか、かなりヤバいんじゃないかと思うけどな。





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