3月25日付け//ご挨拶(のみ)
こんばんわ。真空アロマ抽出でつくられた俺エキスを欲しい人は
いますぐ御連絡をいただきたい俺、ら・ぱるかだ。
昨日、晩飯の材料を買いに行った時の事だ。
『俺も一人前の男として、たまにはプラークでもコントロールしてみるか。』
と思った俺は、奮発してブラウンの電動歯ブラシを買った。
奮発と言っても3000円くらいなんだがな。
本体は3000円だが、替えのブラシが1500円くらいするんで
今後ずっと奮発しつづける必要がある事は内緒だ。
また、たったこれだけの文章で『奮発』という言葉を3度も使った事も内緒だ。
帰宅してすぐ仕事を始めたのでついその事は忘れていたんだが、
夜、寝る時になって思い出した俺は改めて興奮してきた。
回転するブラシ。擦り取られる汚れ。真っ白な歯。
磨きたい! 今、俺ほどに歯を磨きたい男はそうはいまい。
勢い余ってパッケージを引き裂きつつ説明書を取り出す。
『え〜と、なになに?
・・・・・・・・んと・・・・・・・・・
[初めて御試用になる時は
15時間以上充電してください。]
だと!?』
この高まった『磨き欲』をどうすれば。
----------------------------------霧日記----------------------------------
今日もまた伊豆に行った時の話をする。させてください。
行きのルートで、箱根→伊豆スカイラインへと走行時、
半端でなく濃い霧に悩まされた。
視界はおそらく20m程度。真っ白な中、いきなり料金所が
ぬらりと姿を現す様はかなり恐ろしいものがあった。
ドライブインに立ち寄った際、トイレに行って車に戻ってきたら
髪がしっとりと濡れていた程の深い霧である。
霧というより、低く垂れた雲の中にいたのでは?と思う程だ。
アップダウンが続く場所では、少し下ると急に霧が晴れ、
頭上3mあたりに真っ白な膜がかかった様になっていた。
なかなか見ごたえのある情景であった。
さて、突如視界を遮り始めた霧に突入した頃、
あまりの視界の悪さにしかめっつらで運転しながら言った。
(俺)
『見ろよ、この霧。なんも見えないね。なあ、まゆみ。』
(まゆみ)
『・・・・・・・・・・・・・』
後部座席からはなんの反応もない。
(俺)
『おい。おまえ、寝てやがるな?』
(まゆみ)
『ガサッ(急に動いた様子)
え? いや、起きてますよ。』
(俺)
『じゃあなんで何も言わないのよ?』
(まゆみ)
『はい? なんですか?』
(みづこ)
『霧の事言ってたんだよ。』
(まゆみ)
『きりですか?(いきなり歌い出す。)
♪きぃりきりきぃ〜りぃ〜』
(↑文章に音符がついているので陽気そうに見えるだろうが、
抑揚が少なくテンポが早い「神経質な鬱病」っぽいメロディー)
(みづこ)
『出た! またいいかげんな唄を・・』
(俺)
『(爆)誰が歌えって言ったんだよ!』
(まゆみ)
『あれっ!?』
(俺)
『全く、自分ばっか殿様気分でガースカ寝やがって。
だいたいおまえわデ
(まゆみ)
『わあ、みづこさん見てくださいよ!
外、すごい霧ですよ!?』
母さん。
僕はこの生物にどう接すればいいのでしょうか?
(この項続く)
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