8月24日付け//ご挨拶(表の4こままんが更新)
このところ少々寝不足気味の俺だ。

なぜ寝不足なのかというと、猫が関係しているのである。

まだ俺がすやすやと眠っている早朝、おそらく5〜6時くらいと思われる時間帯。

この時間帯になると、毎日猫がなついてくるのだ。

『猫がなつくくらいいいじゃない。』

と思われる向きもあろうが、これがなかなか凶悪な起こし方をしてくれる。

猫の鼻を触った事はあるだろうか? 通常時の猫の鼻は常に湿っていてかなり冷たい。

このひんやりと湿った鼻を首筋や頬などにぐりぐりと押し付けてくるのだ。

うまく想像がつかない人は、睡眠中、したたる程に湿った冷たいスポンジを

首筋に押し付けられると考えると理解しやすいかと思う。

『ひひゃぁぅひぃぃうひゃおぉぉううう!!(叫泣)』

という感じで飛び起きる事間違いナシだ。とくに首筋はキツい。

また、俺は大抵は上半身裸で寝ている。裸でないとぐっすり眠れない。

問題は乳首だ。

この突起物が猫は気になってしょうがないらしい。

時々乳首に鼻を押し付けてきやがるのである。

ちょっとあなた、寝ている時に湿った冷たいスポンジで乳首を転がされてごらんなさいよ。

『んホヘェヒィッ!!(ハァァァ)』←カッコ内は息を吸いながら

と、声にならない叫びをあげるしか無いとみなさんも納得してくれる事と思う。

濡れ鼻押しだけではなく、ぺろりと嘗めあげられたりもする。

いや、猫の舌はとてもザラザラしているので

『ジィェロジ』

だな、効果音は。

ベルクロのひっつく方(繊維がカギ型になってる側)で乳首を転がされるようなものだ。

はっきり言って痛い。

起こされると仕方なく撫でてやるのだが、そのうちまた眠る俺。

すると、撫でが止まるのが不満らしく、再び攻撃が始まる。

そんなこんなを幾度がくり返すうちに、猫は飽きてどっか行ってしまい

俺はついつい再び寝てしまう。これが微妙な時間なのである。

所謂『二度寝』状態。起きる時が大変に辛い。

体中に板おもりをひっつけたような倦怠感を引きづりつつのそのそと起き上がると

俺の眠りを邪魔していた張本人が畳んだTシャツの上で寝ていたりする。

溜め息を一つ吐くと寝ぼけ眼で洗面所を目指す俺。

ドア枠に足の小指をしたたかにぶつける。



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