4月24日付け//ご挨拶(のみ)
待たせたな。誰も待ってねーか?
月曜日→発熱:木曜日→平熱に戻る:金曜日→飲み会:土曜日→バーベキュー
そして今週の月曜に再度発熱している俺、ら・ぱるかだ。
おまえらとしましても

『病み上がりでそんな遊んでちゃあ、風邪もぶりかえすよ、ボケが。』

と言いたい気持ちだろうが、俺自身そう思ってるのだから納得してくれ。
とにかく激しい嘔吐が続き、喰うどころか何か飲んでもゲロ。
大変厳しい思いをさせられた。
今回、一つ学んだ事がある。
牛乳のんでしばらくたってから嘔吐すると
ヨーグルト状になって出てくるんですね。




--------------------------扉外日記--------------------------

バーベキューに行ってた時の事を少し話す。話します。

無事に炭火をおこし肉や魚貝を喰った後、

みづことまゆみは網を持って川遊びを始めた。

俺は火の番をしながらゆったりと椅子に座っていた。

みづことまゆみはなんとなくドンくさいながらも

やたらとすばしっこい動きで縦横無尽に石の上を飛び回り

びゅんびゅんと石を投げては網をふりまわしている。

ぷ。魚なんてそう簡単に網でとれないのにネ。

二人はしばらくすると網とプラケースを持って戻ってきた。

プラケースの中には8〜12cmくらいの魚が20尾ほどひしめいている。

うわ、すげえ簡単に捕れてんじゃん、魚!

ドンくせえよ、魚!


『そう簡単にとれないよ。』


なんて偉そうに言ってた俺、形無し。


『これ、なんの魚?』


と聞かれて観察してみる。

目立った斑紋、ラインなどは無く、普通に銀色の体色だ。

ウグイみたいに見えるが、顔は鱒類に近いような気もする。


『うーむ。ウグイみたいにも見えるけど、よくわからんな。』


そうしてしばらく観察した後、魚を全て放流する事にする。

俺も一緒に川の方まで行って放流。

そして俺がプラケースを洗っていると、一人の女性に声をかけられた。


『何か調査をなさってるんですか?』


俺は満面の笑みで答えた。


『ううん。川遊び♪』


その女性は少々バツが悪そうにしていた。

なぜ俺の事を学術調査とかそういう人と見紛ったのかはわからんが

なんとなく褒められたような嬉しい気分になった俺は少しヌケてるのかどうか。

それから俺はテーブルに戻り、別の獲物を求めて飛び回る二人を観察する事にする。

すると、とてもアウトドアな感じの服に身を包んだ爺様が俺の左隣の

区画でバーベキューを楽しんでいた家族に話し掛けているのが耳に入った。


『この辺りはもうすこしたつと鮎が盛んになるんですよ。
ええ、放流してるんです。

今朝も稚魚を放流したばかりなんですよ。』


うわあ。

さっきみづこがつかまえてたの、放流したての鮎じゃん!

みつかる前に放流しといて良かったよ、マターク。

それから爺様は俺の前を通って川の方へと向かって行き、

網を振り回すみづことまゆみに話しかけた。


(爺様)
『手ごろな石をひっくりかえして、網ですくうといいよ。』


言われたまゆみは手近な石に手を伸ばした。

50cmくらいある石だ。

もちろんまゆみの力で動くわけない。

(爺様)
『いや、もっと手ごろな石をね・・・』


そう言われたまゆみは別の石に手を伸ばした。

30cmくらいある石だ。

なんでおまえってそうなの?(爆)

手ごろな石って言われてんじゃんよ!

二人は爺様に色々話しかけられるのがウザかったらしく、

適当に話を切り上げると別の方向へと飛び去っていった。

爺様はまた岸近くまで戻ってくると、

俺の右隣の区画でバーベキューを楽しんでいた

『BBQコンパ』らしき男女の集団に声をかけると

この辺りの自然について語り始めた。

おい、爺様・・・・

俺だけ素通りしたのか、
じいさん!


人を見掛けで判断しやがって。

なんとなく悔しかった俺はそのあたりのゴミを拾い始めた。

爺様は見てなかった。



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