小籠湯包

こんばんわ。誕生日当日は自分へのご褒美として
『特盛牛丼』を食べていた俺、ら・ぱるかです。
チョコは無くともおなかいっぱいになりましたが
そんな俺をみなさんはどう思うか？
14日を過ぎてからも、メモに一言書いてくれてる人がいて
とてもうれしい気持ちだ。
風邪や大変な仕事などでネットができなかった方々が
自分だって大変だったのに俺に一言残してくれるなんて
本当にありがたい。

『こいつら、本当はバレンタイン当日は彼女（あるいは彼氏）と甘くとろけるチョコでラブラブイチャイチャお互いの身体までとろけちゃって朝までちゅぱちゅぱぐちょぐちょねちょねちょぬるぬるぱこぱこもうどれがどっちの粘液だかわからなくなって終いには朦朧となってお互いの下着を取り違えて着用したくらいにしてそれがまた新たな欲望を生んで時間延長してさらにねちょねちょぱこぱこやってて俺の誕生日なんか忘れてたんだけど、チョコをもらってない俺にそんな事を言いにくいもんだから「体調不良」を原因にしてるだけなんじゃないのか？』

といったような勘繰りなどは一切してません。
改めて、皆様ありがとうございました。
（当日気持ち良かった人はこっそり報告するように）

：連絡事項：
誕生日にお祝いメールをくれた皆様へ
本日、無事に全てのメールへの返信を済ませました。済ませたと思います。
とりあえず、届かずに戻ってきちゃったのはありません。もしも、

『俺（わたし）もメールしたのに、返事が来てないよ？』

という方がいらっしゃいましたら、
お手数ですがご連絡をいただけませんでしょうか。
どうぞ宜しくお願いいたします。

もうひとつ。
俺のフレアーとデッドリードライブに関する呼びかけに答えてくれた
編集長様とinu 様。あと、MTM様もそうなのかしら？
のために、小ネタを書いた。
ヒマな時に読んでいただけたらうれしい。
他にもプロレス好きな方がいたら読んでもらってかまわないが、
プロレスに詳しくない方は見ても意味がわからないと思うので
無視していただきたい。

-------------------父会食日記-------------------

さて、誕生日の夜に親父が電話をくれた。

せっかく誕生日だからメシも喰わせてやるし

たまには顔を見せに来やがれと言われ、

ちょうど仕事も無かったので土曜日に会いに行った。

親父は神奈川にいるので、横浜中華街へ行くことにする。

特に目当ての店もないので、だらだらとそこらをうろつきながら店を物色。

ショウウインドウに気になるメニューがいくつかあった店に入る。

そうしてオーダーしたものの中に

『小籠湯包（しょうろんたんぱお）』

があった。

これは一見「小籠包」と同じように見えるのだが

中に包まれているスープの量がとても多いらしい。

メニューにはお店の方による説明書きがそえてある。

『（前・中略）～
中にたくさんのスープがつつまれています。
スープをこぼさぬように食べるのが通の食べ方だ。』

わははは。

いきなり『食べ方だ。』って冷静に言い切られてもなあ。

『食べ方です』とかもうちょっとやわらかい表現じゃダメなのか？

ニホンゴスコシなのか、中国四千年の自信なのか判断つきかねるが。

ま、それはいいとして、出てきた小籠湯包を食してみる。

これが思わず目ん玉ひんむくほどにうまい。

俺は不器用な方なのできっとスープをこぼすと思い、

最初に丁寧にれんげの上に乗せてから食した。

かぶりつくと、中にはたっぷりの肉汁が入っている。

モチモチした皮と、絶妙なバランスの肉あん。

それらのうまみが口いっぱいに広がる。

生姜と醤油を使った特製のつけだれが味をひきしめ、

とか言ってるとキリがないな。

とにかく、大変美味だったのだ。

うまいうまいともぐもぐ喰っていたら、親父が言った。

（父）
『そんなうまいんだったら、おまえら全部喰っていいぞ。』

（俺）
『でも、うまいぞ？　一つくらい喰っておいたほうがいいよ。
そこに書いてある「通の食べ方」ってのも話のタネになるし。
「通はな、スープをこぼさないで食べるんだよ」とか偉そうに言えるじゃん。
1コだけでも喰っておきなよ。』

（父）
『うん、そうか？』

（俺）
『そうとも。通の食べ方を堪能しときなよ。』

（父）
『それじゃあ喰うか。』

そう言うと、

親父は最後の1コを無造作に箸でつまんだ。

ああ！　そんな乱暴な！

ちょっとはらはらしながら見ていると、

ちゃりっとつけだれにつけてからさらりと口元へ運んだ。

がぶり。

ばしゃっ。

をゐ！

せっかくのスープ全部こぼしてるぢゃねえかよ！

（父）
『うん！　うまいうまい！』

いや、だからさ、

それじゃあ小籠湯包の本当のうまさに触れてないって。

2月17日付け//ご挨拶（挨拶のみ）