11月15日付け//ご挨拶(挨拶のみ)
都営浅草線は夏も冬も車内が暑すぎると思うら・ぱるかだ、こんばんわ。
特に冬なんだけどよ、みんな、外歩く時寒くないように厚着するだろ? な?
駅に停車する度に寒風吹き込むJR等の地上電車は別として、
地下鉄車内の暖房っていらないと思わないか?
厚着に暖房じゃ汗かくに決まってんだろうが。
ほぼ適正体重の俺が汗だくだったのだから、肥満の人はさぞかし辛かった事だろう。
と、本日の帰宅事情を語ったところで『帰省日記』の3回目だ。

----------------------父瓦斯日記----------------------

さて、俺は故郷の土を踏んだその日はまず妹夫婦の家に直行した。

妹夫婦は先日めでたく男の子を授かり、それすなわち俺の甥なわけだが、

もう5ヵ月になるのにまだ顔を見た事が無かった。

また、俺の父も初孫がかわいくてしかたがないらしく、

早く赤子が見たいという事で妹宅へまっすぐ向かったわけだった。

ま、そこでは当然アットホームなあれこれが展開されたわけだが、

そんな事をここに書いてもしょうがないだろう。

妹夫婦の家は俺の実家から車で10分程度の場所である。

だから、こいつらは当然しょっちゅう実家にいってはメシ喰ったりしている。

で、この日は俺のリクエストで晩ご飯は「ジンギスカン」だった。

それを聞いた妹は目を輝かせて『あ、わたしも行く。』と言いきった。

『ダンナまだ帰ってきてないのにいいのか?』

『いい、いい。あとで電話するから。』

そうか、ダンナよりラム肉の方が大事か。

そうして皆がそれぞれ出る準備をしていた時だ。

『ぶぅびぃぃいぶ。』

という爆音が響いた。

やられた。

父の放屁である。

直接会う機会の多い人はご存じの通り、俺はとても良く屁をひる。

それはもう、ともともにうらやましがられるくらいの豪快さと頻度である。

だから当然、俺の父もよく屁をひる。

そして、父屁は俺屁に較べて、においも音も2割り増しの凶悪さなのだ。

(母)『やだあんた、くさいね! やめてよ!』

(妹)『くさい! や! くさい! くさい!』

女共がわめいている。が、父は孫を抱いているためひっぱたくわけにもいかない。

父はにやにやしながら『そうか? くさいか?』などと言っている。

俺はどうしていたかと言うと、さっさと廊下つっきって靴を履き

玄関の扉を開け外に立っていた。

(俺)『おまえら、くさいとか言ってる暇があったらさっさと外出りゃいいのに。』

(父)『そうだそうだ。○○(孫の名)くん、くさいから外でましょうねー。』

って、おめーの屁だろうが(笑) さすがは俺の父、しらんぷりだ。

最後まで居間でいろいろ準備していた妹が廊下をこっちに向かって走って来た。

息を止めている。

こいつ、無呼吸で準備していたらしい(笑)

玄関まで来ると、安心したように「ぶはあ」と息を吐いた。

そして新鮮な空気を求めて吸い込んだ瞬間、妹の顔が歪んだ。

『うわ! くさ!(ゴフッ)
ちょっとなに〜!?(ごほっ)

なんでココまでくさいの!?』

わはははは! なんじゃそりゃ。

「なんでココまでくさいの」って、すごい言い種だな!

まあ、なんでソコまでくさかったのかと言えば、俺が玄関扉を開けたために

空気がこっちに流れて来てたんだろうな。

さて、無事に(妹は既に手負いだが)エレベーターで下におり、

マンションの駐車場まで来たところで、妹がかばん内をさぐりつつ声をあげた。

『あれ? あれ? んも〜う!』

『どうしたんだよ?』

と俺が聞くと、妹は仁王立ちで父を軽く睨み付け言った。

『もう! おとうさんの屁が臭すぎて哺乳瓶忘れたじゃない!』

おいおいおいおい!

「屁が臭すぎて」って言い訳はどうなのよ?(爆)

さて、ぷんぷんしながら戻っていった妹を待つ事数分。

妹は苦虫を噛み潰したような顔で戻って来ると、こう言い放った。

『・・・まだ臭かったよ!』

ご愁傷様で・・・・・・




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