4月30日付け//ご挨拶(のみ)
ここに触れてみな〜よ〜、イカレポンチのホッッドーグ
(中略)
へへろへっぺろへへいへ〜い。

ひさしぶりに聞いたな、イカレポンチって表現も。
歌詞において、微妙なスラングや流行に左右される単語等はあまり使わない方がいいと
全てのアーティストに警告したい俺、ら・ぱるかだ。
オカムリンの『カルアミルク』とか、大変良い曲だと思うんだけど
『ファミコンやってディスコに行って』
って表現が笑いを誘うっつーか、
「これじゃナツメロじゃん。」って気持ちにさせるね。
ところで、長州が今後どうなるのか誰か教えて欲しい。
それと、今後「クンニ」の事を「マンペロ」と表現することを許してもらいたい。



---------------------目覚まし日記---------------------


昨日の日記にも書いた通り、川遊びに行っていた俺達だが、

渋滞とかイヤなんで早朝出発をする事にした。

みづことまゆみは朝4時に起きてご飯や荷物の準備。

俺は運転に支障が出ないよう、ギリギリまで寝させてもらう事にする。

運転手は基本的には俺だけだし、(みづこは無免許、まゆみは下手)

こいつらは出発してから車内で寝てもいいわけだから

これがスマートなやりかたというワケだ。

3人で「川」の時になって寝た。

俺が真中で、左にみづこ、右にまゆみという配置だ。

オヤスミバタンキュースヤスヤ。





さて。

朝方。

俺は、徐々に現実世界へと引き戻されつつあった。

鳴り響くピングーの目覚まし時計。

音楽にあわせて狂ったようにまくしたてられるピングー語が部屋に満ちている。

俺は一度ぐっすりと眠ると、ちょっとやそっとじゃ起きない。

その俺が意識を取り戻したのだから、結構長い時間鳴っていたはずだ。


「ちくしょう、さっさと起きて止めろよ…」


まだ覚醒していない俺はぼんやりと思った。

音楽は止まらない。

まるで止まらない。

さすがの俺も意識のピントが合って来た。


「…なにやってんだよ(怒)」


とうとう目覚めてしまった俺は、かなり憤慨しつつ目を開けた。

理解しがたい光景が目に飛び込んできた。

左に寝ているみづこは、かなり大きめの
『アフロ犬』のぬいぐるみ
を執拗にこねくりまわしていたかと思うと
次には、一心不乱にアフロ犬の鼻を押し始めた。







俺は頭のまわりにクエスチョンマークを浮かべながら、右を見た。

そこには、手を腰のあたりで妙な形に広げながら
おかしなリズムで踊狂うまゆみがいた。


わけがわからない。

なんで俺は朝っぱらからこんなシュールな情景を見せられているのか?

やんわりと阿鼻叫喚である。

やがてみづこは目覚ましを止め、二人は起き出して準備を始めた。



後で本人達に聞いたところ、こういう事だった。

みづこは、何を思ったか『アフロ犬』のぬいぐるみが

目覚まし時計だと勘違いしてしまったのだが、

どうしてもストップボタンがみつからず慌てていたらしい。

そうしているうちに不思議な事に


『鼻だ! 鼻を押せば止まるはずだ!』


と思い込み、やっとの事で探し当てた鼻を押し続けていたようだ。

まゆみはみづこよりも早く覚醒していた。

ぬいぐるみをこねくりまわしているみづこを見て


『ああ! みづこさん、それは違います!』


と思ったのだが、俺はまだ寝てるし、声を出していいものかわからず

手を広げたままオタオタしていたという事だ。





おまえら二人とも、まったりと失格な。



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